カナダは世界第2位の原油埋蔵量を誇っている石油大国です。カナダはこの原油以外にも石炭や天然ガス、そして鉱物資源の生産輸出量が非常に多いとされる資源産出国でもあります。FX カナダドルについては、1999年以降、経常黒字と貿易黒字によって安定感のある通貨になっています。しかしFX カナダドルは、隣国であるアメリカ経済に強い影響を受けることを忘れてはなりません。
こうしたことからFX カナダドルを取引する場合には、原油価格については常に敏感に察知するクセをつけておかなくてはなりません。またFX カナダドルでFXの取引をする場合、隣国アメリカの経済動向にも気を配っておく必要があり、世界情勢のチェックは怠ってはなりません。
スイスフランがユーロと同じような値動きをするのと同じくして、FX カナダドルは米ドルと同じような値動きをする傾向があるのが特徴と言えます。それぞれの国の位置関係から見ても、カナダは米国に非常に近く、また自由貿易協定で米国とのつながりが緊密であることからも、FX カナダドルは米ドル圏の通貨という見解がなされています。
また短期的に考察すると、為替レートが石油代金の受取り決済によって動くことが懸念されますが、中長期的に考察した場合の変動要因というのは、あまり明確ではないという現実があります。
それに、有事のカナダドル買いという言葉も囁かれており、何か米国で有事が起こった際に、カナダドルは避難通貨のひとつとして買われる傾向があります。基本的にはFX カナダドルは市場規模の小さい通貨であり、金利差が開かない限りは、注目度の低い通貨かもしれません。
